6-1.登録確認機能追加

O:ここでは新規登録や更新の際に、登録されるデータの確認画面を作成するわ。【Save】をクリックしたエンドユーザーに、入力したデータに抜けが無いか確認してもらうための画面よ。

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P:エンドユーザー? ボクしか使わないよ?

O:使う人がいると想定して、ね。

エンドユーザーの入力したデータを、アプリケーションが正確に受け取っているという表示になるから、UIでは大事な機能の一つです。

P:そっか、登録した後に間違ってるよりも、登録する前の方が直しやすいもんね!

O:作り方によっては後戻りできないこともあるから、ちゃんと事前に確認してもらうことは大事なの。

 

01 「ScreenFlow」>「MainFlow」の「BookDetail」WebScreenで、画面下部にある【データの更新(非表示)】のプロパティ「ConfirmationMassage」に、以下の条件文を追加してください。

 

If(GetBookById.List.Current.Book.Id = NullIdentifier(),”新規登録します。”,”書籍名: ” + BookForm.Record.Book.BOOK_NAME_MAIN + BookForm.Record.Book.BOOK_NAME_SUB + ” , 著者名: ” + BookForm.Record.Book.AUTHOR + ” , 価格: ” + BookForm.Record.Book.PRICE + ” , IssueDay: ” + BookForm.Record.Book.PAGE + ” , ISBN: ” + BookForm.Record.Book.ISBN + ” , カテゴリ: ” + BookForm.Record.Book.CATEGORY_ID + ” , 説明: ” + BookForm.Record.Book.INTRODUCTION_REPORT + “… 以上を” + “上書きします。”) + “よろしいですか?”

 

※コピー&ペーストした場合、「”」(ダブルコーテーション)が、正しく表示されない場合があります。貼り付けた時に、入力画面左下が緑色ではなく、赤色のエラーメーッセージが出た場合は、半角で「”」を入力し直してください。

O:これは、新規登録と更新を判定して返すメッセージを変えているの。

P:オリヴィア、長いよ〜。

O:長くて難しく思うかもしれないけど、実際は「BookDetail」の入力項目を引用しているだけよ。例えば、“書籍名: ” + BookForm.Record.Book.BOOK_NAME_MAIN“っていうところは、「書籍名:『入力した本の名前』」って表示させてるだけなの。入力項目を全部足したら長くなったけど、内容は難しくないのよ。

P:そうなんだ。そう考えたら楽かも。

O:そうよ。ぜんぜん、楽勝、へっちゃらよ!(ドキドキ)

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02 01の説明を参考に、「ReviewDetail」WebScreenにも登録確認機能を追加してください。

P:01をそのままコピーするの?

O:ううん。入力項目も違うし、参照元も違うから、自分で考えて書くの。

ヒントは「Widget」>「ReviewForm」>「Record」ね。

P:オリヴィア、それもう答えなんじゃないかな。

 

03 Publishして、それぞれの画面での登録確認機能を確認してください。

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O:図みたいに表示されれば成功よ!

P:レビュー登録画面も確認してね!

 

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