6-2.書籍一覧の表示変更

P:6章の最初に言ってた、書籍一覧の表示内容を変えるんだよね!

O:あら、自分で気付いたから元気いっぱいね。じゃあ、どう変えるの?

P:うーんと、書籍名,著者,カテゴリ,発行年月日,レビューポイント。かな?

O:正解! すごいわフィリップ!

P:やった! 言ってみるもんだね!

O:え、当てずっぽう……?

 

  • 表示するデータをまとめる為にAggregateを設定します。

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01 InterfaceレイヤからBook内のPreparationを開き、Get Booksを開きます。

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P:これがAggregate(アグリゲート)?

O:そうよ、「Get Books」という名前のAggregateよ。「Book」Entityからデータを引き出して、中に入ってるデータをコントロールできるわ。今までやってきた「Save」や「Delete」も

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02 SourcesからAdd Sourceを選択します。

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03 CATEGORY Entity, REVIEW Entityを追加します。

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O:JoinsにWith or Withoutが設定されていることを確認してね。

 

  • 表示するデータをグループ化してまとめます。
  • グループ化するデータは書籍名,著者,カテゴリ,発行年月日,レビューポイント,Book Idになります。

04 Attributeにカーソルを合わせた際右上に表示されるアイコンからグループ化します。

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05 次に示す6項目をグループ化します。

  • 該当するAttributeがない場合は非表示になっているためAttribute間上部のShow – hiddenを選択して表示します。

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O:グループ化が終わったら、ちゃんとできてるか確認してね。

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P:グループ化ができたら、どうするの?

O:グループ化したデータを書籍一覧に表示するの。

06 InterfaceレイヤからBooksを開きます。

  • 書籍名の設定をします。

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07 Table Recordsで配置されている書籍名を以下のように設定します。

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  • Expression Value ⇒ ReviewTable.List.Current.BOOK_NAME_MAIN
  • Link Title⇒ “Edit ‘” + GetBooks.List.Current.BOOK_NAME_MAIN + “‘”

※コピー&ペーストした場合、「”」(ダブルコーテーション)が、正しく表示されない場合があります。貼り付けた時に、入力画面左下が緑色ではなく、赤色のエラーメーッセージが出た場合は、半角で「”」を入力し直してください。

O:Editの後ろには半角スペースと「’」(シングルコーテーション)があるわ! 一番後ろも「”」「’」「”」の順で真ん中に「’」があるから気を付けて!

  • Link On click Book Id ⇒ GetBooks.List.Current.Id

 

08 Table Recordsで配置されている著者を以下のように設定します。

  • Expression Value ⇒ ReviewTable.List.Current.AUTHOR

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O:次は不必要な項目の削除,必要な項目の追加をするわ。

09 Book Name Sub,Priceを選択しツールバーから削除します。

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10 Dataレイヤからカテゴリ,発行年月日,レビューを追加します。

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P:次は追加した項目の設定をするんだね!

11 以下の設定をします。

  • カテゴリ

Expression Value ⇒ReviewTable.List.Current.CATEGORY_NAME

  • 発行年月日

Expression Value ⇒GetBooks.List.Current.ISSUE_DAY

  • レビュー

Expression Value ⇒GetBooks.List.Current.REVIEW_POINTAvg

618619620

 

P:これで書籍一覧の項目が設定されたね!

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O:そうよ。今回みたいなポイントの平均化はグループ化しないとできないから気を付けてね。

P:そういえば、なんでAttributeとかEntityを増やさなかったの? そしたら、もっと簡単にできたんじゃないのかな?

O:いいところに気付いたわね、フィリップ。今回はデータモデルに沿って作ってるから、こういう形にしたの。練習として一人で作る分には勝手に追加してもいいんだけど、OSPは複数人のチームで作ることを視野に入れてるの。だから、急にAttributeやEntityを増やしたり変更したりすると、作り方によってはエラーが出て、先に進めなくなる人もいるわ。

P:それじゃ、一緒に作ってる人たちが困っちゃうね。

O:そう、だからデータモデルを遵守するのはとても重要なことなの。

さ、次はいよいよ最後よ!

 

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