O:やっと半分ってところにきたわね。
P:え? 今5章だから、あと1つで終わりじゃないの?
O:内容的にはここからが半分と思うわ。むしろ内容的にはさらに濃くなるから、半分以上かも。
P:最初はペスカトーレで、残り半分はアラビアータってこと?
O:残り半分が辛くなるってことね。うーん、そうかも。
P:そうなんだ……。
O:でも、私も“これまで”以上にがんばるから、フィリップもがんばって!
P:うん、がんばるよオリヴィア!
O:そうだ、“これまで”で思い出したけど、ここまでの作業で書籍詳細画面ってこうなってる?
P:うん、なってるよ。4-2でいっぱい登録したよ!
O:そうなの。このままでも登録はできるんだけど、ページ数や価格にマイナス(-)が入れられたり、書籍名にスペースを入れるとか、間違ったデータを登録できたのは覚えてる?
P:うん、いっぱい登録した!
O:そうね。いっぱい登録したから、ちゃんと覚えてるのよね。
P:うん! じゃあ、ここからは登録チェックを作るの?
O:その通り。それだけじゃなくて、画面のリンクに使うWidgetとAction、そしてActionフローをやっていくわ。
P:これまで作った画面の中を作るんだね!
O:そう! じゃあ、これからやる操作で必要な説明を読んで次へ行きましょう!
-次の作業に入る前に-
これから行う入力チェックは、サーバ側のバリデーション(検証)になります。
バリデーションとは、入力に誤りがないか確認し、問題があれば登録処理を行わず、エラーを返してエンドユーザーに修正を求める機能です。
バリデーションはクライアント側とサーバ側の2つがあります。
クライアント側バリデーション:
必須項目、半角・全角の間違い、文字数オーバーを正すなど、インプットに関するウィジェットのエラー検証が主になります。
サーバ側バリデーション:
スペースのみの入力、設定値以上または以下(例:”0~5”の範囲内の入力で”-2”や”6”を入れるなど)の入力など、入力されると問題があるデータをエラーとして検証します。
P:これから行う操作は、クライアント側バリデーションでは検証されないから自分でするってコト?
O:そうよ。自身で検証の設定をしなきゃいけないの。「入れられたら困るデータ」は、マシンじゃ判断できないものもあるから、クライアント側でしてくれる事と、サーバ側でしなきゃいけない事があるのを覚えておいてね。
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